ウィンドウを閉じたら自動でシャットダウンするアプリを作ろう!
パソコンを使っていると、ウィンドウを閉じてもシャットダウンしないことがあります。これは、誤ってウィンドウを閉じてしまった場合でも、パソコンが動き続けることで、セキュリティ上のリスクが生じるためです。そこで、今回はウィンドウを閉じたら自動でシャットダウンするアプリを作成してみましょう。
必要なもの
- Python
- tkinterモジュール
アプリの作成方法
- tkinterモジュールをインポートする
- ウィンドウを作成する
- 「閉じる」ボタンが押されたときに、シャットダウンする関数を作成する
- ウィンドウを表示する
コードの例
import tkinter as tk
import os
def shutdown():
os.system('shutdown /s /t 1')
root = tk.Tk()
root.title("ウィンドウを閉じたら自動シャットダウン")
root.geometry("300x200")
label = tk.Label(root, text="ウィンドウを閉じると自動でシャットダウンします")
label.pack()
button = tk.Button(root, text="閉じる", command=shutdown)
button.pack()
root.mainloop()
これで、ウィンドウを閉じたときに自動でシャットダウンするアプリが完成しました。パソコンのセキュリティ上のリスクを軽減するため、ぜひ試してみてください!
コードの解説
1行目で、tkinterモジュールをインポートしています。tkinterはPythonでGUIアプリケーションを作成するためのモジュールで、標準ライブラリに含まれています。
3行目で、osモジュールをインポートしています。osモジュールは、操作システムに関する機能を提供するモジュールです。ここでは、シャットダウンコマンドを実行するために使用します。
5行目で、shutdown()という関数を定義しています。この関数は、シャットダウンコマンドを実行するために、os.system()関数を呼び出しています。/sオプションは、シャットダウンコマンドを意味し、/tオプションは、シャットダウンするまでの時間を指定します。ここでは、/t 1と指定しているため、1秒後にシャットダウンします。
7行目で、tk.Tk()を呼び出して、ウィンドウを作成しています。
8行目で、title()メソッドを使用して、ウィンドウのタイトルを設定しています。
9行目で、geometry()メソッドを使用して、ウィンドウのサイズを設定しています。
11行目で、Label()を使用して、ウィンドウにテキストを表示しています。
13行目で、Button()を使用して、シャットダウンを実行するボタンを作成しています。commandオプションには、シャットダウンを実行する関数であるshutdown()を指定しています。
15行目で、mainloop()メソッドを呼び出して、ウィンドウを表示しています。
まとめ
この記事では、Pythonのtkinterモジュールを使用して、ウィンドウを閉じたら自動でシャットダウンするアプリを作成する方法について説明しました。パソコンのセキュリティ上のリスクを軽減するために、ぜひ試してみてください!